地域の連携で災害に備える  中郡地区防災研修会開催

8月25日(日)、中郡地区ではこれまでの防災訓練にかわり座学による「研修会」を開催しました。災害が発生した場合に現場の要となる自治会長(防災委員)の多くが交代されている現状から、それぞれの役割や自治会段階に求められる防災活動などを学ぶ目的での開催でした。

 研修テーマは「地域連携で災害に備える」とし、発災時の初動対応と日頃の自治防災組織の防災体制のポイントについて、県防災アドバイザーの齋藤昭さんからご教示いただきました。

 齋藤さんは最近の災害事例を細かく報告され、発災段階では行政等はすぐに対応できない、「おらだがやらねでだれがやる」と、自分たちの役割を丁寧に説明されました。

 今や、大雨災害も地震災害もどこでもいつでも起きる可能性が高まっています。この研修会を契機にして日常の暮らしの場で備えをしっかりしていこうと確かめ合いました。

 また、研修会では川西消防署からも住宅用火災警報器の設置について、アンケート結果に基づく取り組み強化について報告を受けました。参加者の皆さんご苦労様でした。