災害への備え  防災訓練を実施

8月27日(日)午前8時より、中郡地区防災訓練を地区交流センター及び隣接の農村公園を会場に79名の参加を得て行いました。

訓練は、町の総合防災訓練と並行して行われ、昨今の度重なる水害発生に鑑み、「警戒レベル3」発出以降の動きを想定した訓練を実施し、防災体制の強化を図り、併せて住民の防災意識の高揚を図ることを目的として行ったものです。また、町災害対策本部との間では、オンラインによる通信訓練も行われました。

午前8時にサイレン吹鳴を合図に開始となり、当時刻まで交流センターに参集していた地区自主防災組織連合会役員(社会教育振興会理事)は、会長(センター長)から「警戒レベル3(高齢者等避難指示)の準備指示を受け、センターに参集する各自治会からの参加者受け入れの準備に入りました。

各自治会は各3名の訓練参加者が自治公民館に待機し、地区本部との無線機交信により避難所に設定したセンターに向けて車で移動する緊急参集訓練を行いました。ただし、東部五並びに東部六の訓練参加者は、それぞれ中郡郵便局、莅公民館から徒歩による避難誘導訓練sとし、途中の交差点、センター前駐車場には交通安全協会中郡支部の皆さんによる交通整理訓練を同時に行いました。

8時30分に警戒レベル3の本発令を受け、会長から避難所設置運営訓練の開始指示を行い、役員並びに参加者全員が、避難所運営に係る防災機材等の体験訓練を行いました。

東部・北部地区参加者は、屋内において、段ボールベット、エアーベッド、段ボール間仕切り、ポータブルトイレ等の組立て・使用に係る体験を行いました。西部地区参加者は屋外において、3種類の発電機作動、投光器、リヤカー等を実際に使ってみる体験を行いました。

こうしたセンターに装備している機材は災害時だけではなく、自治会や公民館活動で使ってみることもできますのでお問い合わせください。

防災訓練は、この通りの暑い最中での開催となり、一部予定を変更しての内容となりましたが、午前9時30分には終了・撤収となりました。

訓練参加の皆さん大変ご苦労様でした。